佐藤愛子「人生は美しい事ことだけ覚えていればいい」

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佐藤愛子さんついて何も知らぬまま読んだ。

「人生は美しいことだけ覚えていればいい」

タイトルとなっているこの言葉は、三菱財閥創業者の孫娘であり、第二次世界大戦終戦後、日本に残された混血児達の保護・教育に尽力された沢田美喜さんという方の言葉であるということが、p121〜書かれている。なんと、、!佐藤愛子さんからのメッセージではなかった、、!

 

 

  • 現代人は、逃げ場のありすぎる社会で育ったために打たれ弱くなってしまった。苦しい時が来た時は逃げないで受け止める方が楽である。

→うーん?

 

  • 彼女の事をみな魅力的だというが、私はどうも釈然としない。彼女は颯爽とし過ぎ、生き生きし過ぎ、テキパキし過ぎる。「し過ぎる」と感じるのは、彼女の利発さや合理主義のためだろうか。

→ものすごくわかる。本当にそうだ。いい女とは自然体で調和がとれていてこそである。

 

うーん?と感じる部分は、読後、作者の年齢を調べたら納得できました。頭の冴えたおばあちゃんからのメッセージと思えば、有り難く、元気の出る本です。